娘と毎晩ウルトラマン

毎晩娘に読み聞かせているウルトラ系の絵本の紹介です。

ウルトラかいじゅう絵本シリーズ ゼロとふしぎなおふだ

今回は原作が「三枚のお札」の「ゼロとふしぎなおふだ」です。セブンとゼロの親子とマグマ星人のみの出演者です。

マグマ星人と言えばウルトラマンレオ第1話「セブンが死ぬ時!東京は沈没する!」の耳無しセブンが有名ですね。

 

そして双子怪獣のブラックギラスに足を折られるというトラウマ的なシーン。恐怖です。

ある日ゼロが山に修行に行く時に、お父さんのセブンから「凶悪なマグマ星人が出たらこのお札を使いなさい」と三枚のお札を渡されます。案の定、マグマ星人に捕まって山小屋に連れて行かれますが、「トイレに行きたい」と言ってトイレに入ります。そこで一枚目のお札に「外から呼ばれたらもうちょっとって言って」とお願いして窓から逃げ出します。

そしてマグマ星人が呼んでもお札が「もうちょっと」と言って誰も出てきません。このシーンに娘が大喜びで「もうちょっともうちょっと」と大爆笑です。

二枚目三枚目とお札を使いながらセブンお父さんに助けを求め、最後はセブンがマグマ星人をビンに閉じ込めて退治してしまいます。

見事に足を折られたリベンジを果たしたセブンに娘も私も大満足です。それにしても70年代のウルトラシリーズにはトラウマ的なシーンが結構ありますよね。ゾフィーが燃やされたり、ジャックがカラータイマーをむしり取られたり。ここら辺が当時人気を二分してた仮面ライダーシリーズと違うところでしょうか。

ドロボンにカラータイマーをむしり取られて萎んでしまったウルトラマンジャック。あまりに衝撃的なシーンでガシャポンにもなり、このブログのアイコンにも使用しています。

 

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娘と大相撲 令和4年秋場所途中経過感想

3月から始まったテレワークも本日で終了~。おかげさまで3月、5月、7月場所の平日の相撲中継を娘と見れました。この9月秋場所も最後まで見たかったですが、娘も数人の四股名を覚えてくれたのでヨシヨシと言ったところでしょうか。

パパが応援しているのは「テルノフジ」、お母さんがキレイなのは「タカケーショー」、熊本のお相撲さんは「ショーダイ」、言いにくい「ワカタカカゲ」、あとは「ミタケウミ」、「トビザル」など覚えてくれました。休日の相撲中継時間はほとんど外出しているので、次に一緒に見れるのはいつになるやら・・。せっかく覚えた四股名も忘れちゃうかな?

貴景勝とお母さんです。もちろんこのサイズで生まれてくるわけではありませんが、この人が貴景勝を生んだなんてw。

もう三日目が終わっているので、後出しじゃんけんのような優勝予想ですが、

ド本命の照ノ富士・・大関から横綱に上がった昨年後半頃のような圧倒的な強さと安定感が無くなり、見ていてハラハラしますね。ひざの状態が良くないんでしょうねーまさか翔猿に負けるとは。もうケガしないでと願うばかりです。

お母さんが綺麗な貴景勝・・昨年7月場所の逸ノ城戦で首を故障してから、逸ノ城が苦手になっちゃいましたね。先場所の「髷をつかまれたんですけど」アピールにはガッカリしました。お母さんキレイなんだからがんばれよ!関係ないけどw

不思議な国の正代・・実力はあるんですよ。あの白鵬が勝つイメージが出来ないって、仕切り線から大きく後退する奇襲をするくらいなんですから。初日に白星を上げた時は今場所は優勝するかも?と期待しましたが、その後2連敗中。またここから12連勝したりして・・。不思議な人です。

ついに覚醒したか逸ノ城・・初日に貴景勝に勝ってから2連敗中。期待されるとダメなんだなー。メンタルかなー。

元気なオジサン玉鷲・・調子に乗ると強いですこの人。期待大です!

そして私の一押し王鵬!何と言ってもお爺さんが大横綱大鵬、お父さんが貴闘力サラブレッドです。さらにこの四股名です。王鵬で思い浮かぶのはマンガ「バチバチ」で登場するモンスター王虎ですw。

作者がクライマックスで亡くなってしまった超絶面白い相撲マンガ。結末見れずにとても残念です。鯉太郎のラスト見たかったです!ちなみに表紙の人が主人公の鮫島鯉太郎です。

何だマンガじゃねーかと思われるかも知れませんが、王鵬と聞くと王虎を思い浮かべてしまう私です。相撲ファンで未読の方もファンでない方もぜひ!

初代貴ノ花に魅せられて相撲ファン歴うん十年になりますが、魅力的なお相撲さんがドンドン現れてまた娘と見れる日が早く来ますように!

 

 

 

ぼくだってウルトラマン ユウキVSセブン!?

今回は「ぼくだってウルトラマン ユウキVSセブン!?」です。ぼくだってウルトラマンシリーズの第二弾ですね。なかなか増刷してくれなかったので結構待ちました。新品がア〇ゾンで定価の3倍で売られてたりしてビックリ!娘が早く読みたがっていたのでメルカリとかで中古買っちゃおうかと思ってた矢先に増刷。良かったです。

前作ではガボラ登場のシーンがド迫力で度肝を抜かれましたが、今回もテペトやダリーとの戦闘シーンがまたド迫力でカッコイイんです!

ウルトラセブン第31話「悪魔の住む花」の宇宙細菌ダリー。若かりし松坂慶子の体内にいるんですよね。

主人公のウルトラマンユウキがまだ子供で弱いのに、早く怪獣退治がしたくてセブンの戦いの邪魔をして叱られ追い返されます。落ち込むユウキを励ますけんたとはなこ。

そこに老人に化けたイカルス星人が現れるんですが、ギラドラスとガンダーを引き連れているんですよ。もう老人じゃないのはバレバレなんですが、何でも巨大化出来るマシーンを受け取ってユウキに付けちゃうんです。

セブン対ギラドラスと言えばこのスチール写真が印象的でした。子供の頃から何回も見た記憶があります。

巨大化したユウキにセブンも苦戦しますが、けんたとはなこがイカルス星人からコントローラーを奪い返します。パンドンエレキングも混じって大乱戦になりそのシーンで、娘が「円盤に乗っているイカルス星人が2人いるよ」と教えてくれるんです。

あっ本当だ!一人は円盤の操縦士みたいです。よく見ているなぁ全然気が付きませんでしたよw。目も衰えてるし・・。

この第二弾も楽しかったです。第三弾帰ってきたウルトラマン編は無いだろうなー。ぜひぜひお願いしたいですけどw。

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ウルトラかいじゅう絵本シリーズ ちいさなレオのだいぼうけん

今回は「ちいさなレオのだいぼうけん」。原作は「一寸法師」です。主人公の一寸法師役にはもちろんウルトラマンレオが出演します。

ある村にいる小指くらいの大きさのとても小さなレオは、何年経っても大きくなりません。そのレオが都に行って立派な戦士になりたいと言い出し、村の皆は驚きますがレオなら出来る!と応援します。村の仲間のレッドキングエレキングバキシムら準レギュラーメンバーの中にガマクジラが混じっているのが嬉しいです。

ウルトラマン第14話「真珠貝防衛司令」のガマクジラ。こんな感じの人いますよね。

ウルトラマンからは刀の代わりに針を、ウルトラセブンからは舟の代わりにお椀とお箸を渡され、都に旅立ちます。その旅の途中にこれまた珍しいゲスラが登場。オールドファンには懐かしすぎて嬉しいのですが、あれ?名前なんだっけか?になりました。

ウルトラマン第6話「沿岸警備命令」のゲスラ。覚えてますか?

嬉しいことに娘も色々な怪獣の名前も覚えて、バキシムバードンすらすら言えるようになりました。このガマクジラゲスラも覚えたら・・うーんレア過ぎるから覚えなくていいかw。

そして都のウルトラマンキングに気に入られキングのお屋敷で働きます。お屋敷に入って来た泥棒のプレッシャーを倒し、落としていった打ち出の小づちを振ってもらい、レオは体を大きくしてもらいました。よろこぶ村の仲間にまたまた珍しいムルチが!

これ誰?と娘に聞かれ、ムルチだよと答えましたが可哀そうなイメージの怪獣でしたね。初代は問題作として有名で、二代目のムルチは超獣ドラゴリーに口から2つに引き裂かれちゃうし・・。

帰ってきたウルトラマン第33話問題作「怪獣使いと少年」の初代ムルチ。

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ウルトラかいじゅう絵本シリーズ ゴモラのちからこぶ

今回は「金太郎」が原作の「ゴモラのちからこぶ」です。もちろん金太郎役はゴモラです。赤ちゃんの頃から力持ちのゴモラにビックリする怪獣たちに、レッドキングミクラス、ヤメタランスが出演して、森のくまさん役にスカイドンが出演します。

ウルトラマン第34話「空の贈り物」に登場したスカイドン。とても重そうです。

この「空の贈り物」は大好きでした。実相寺昭雄作品は好きな話ばかりなのですが、この回は笑わせてくれるシーン満載でしたよね。スカイドンを宇宙に返そうとしてワイヤーを付けてビートルで持ち上げたり、巨大なプロペラを付けたり、極めつけはスカイドンの尻の穴から水素ガスを入れて浮かび上がらせて、そして超有名なこのシーン。

カレーライスを食べていたスプーンで変身!「アレッ?」すごいですよねこれ。

絵本に戻りますねw。相撲で投げ飛ばされたスカイドンゴモラと仲良くなって、町で暴れるベリアルに手を焼いているゾフィーと出会います。心なしかゾフィーの目にクマが出来ているような・・。そんなに悩んでいるのかゾフィー、娘も心配そう。

そして何と、ゾフィーのM87光線とゴモラの尻尾攻撃と言う謎のコラボ攻撃でベリアルをやっつけます。娘はすんなりとこのコラボ攻撃を受け入れてくれました。

簡潔明瞭なお話で娘のリピート率も高い絵本になりました。この「空の贈り物」は娘にも見せてあげたいですね。また見たくなっちゃいました。

もうホントギャグ満載です。

 

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一休みして娘と大相撲

絵本ネタが無くなった訳ではありませんw。ここ半年の間ずっとテレワーク中でして、大好きな大相撲も定時で見れるのを良いことに、娘を半ば強引に引き込もうと目論んでおります。

おかげさまで三場所見れたので照ノ富士くらいは覚えてくれました。あとタカケーショーとかショーダイとかは何となく覚えたのですが、ワカタカカゲとか言いにくいのは無理っぽい感じですね。

私が大相撲に魅せられたのは何といっても『貴ノ花』でした。と言っても若貴兄弟の横綱貴乃花ではなく、そのお父さんの初代貴ノ花です。

初代貴ノ花です。見ての通りの男前で軽量でしたが大関まで昇進しました。

もう絶対負けたと思う体勢から粘って逆転勝ちしたりして、まだ小学生だった私は心を奪われましたね。部屋にポスターを貼ったり相撲部屋まで行ってサインをもらいに行ったりするくらい大好きでした。テレビ中継の時は文字通り心臓が口から飛び出るんじゃないかと思うくらいドキドキして見てました。

貴ノ花が優勝決定戦で横綱北の湖を破って初優勝した'75年春場所。日本中が熱狂しました。私も発狂しました。

あれは中学生の頃、友達と早朝に貴ノ花のいた二子山部屋までチャリンコで行って出待ちしてました。そして出て来た時、あまりのカッコよさに躊躇してしまいました。それは私だけではなく、友達もその他知らない人たちも同じで、その私たちに貴ノ花が苦笑して、「サインいいの?」って言ってくれた途端みんな我に返ってワッと群がりました。がしかし、あまりに大勢来たので私のひとり前の友達で終了~。私はサインをもらえませんでした。現代でしたら割とサインの対応とか良いのでしょうが、'70年代なんてそんな感じです。

死ぬ時にあの時こうしておけば良かったと思い返すことがあったら、間違いなくなぜあの時サインをもらいに行けなかったんだがトップでしょうw

それから時が経ち'80年代半ばころ、私も二十歳過ぎの大人になり、中野駅から中央線に乗ろうとしたその時、同じドアからおじさんが3人くらいの若いお相撲さんと一緒に乗り込んで来ました。そのおじさんは貴ノ花でした。引退して親方になっていました。ここで出会うか!と。

あの神々しいくらいにカッコよかった貴ノ花も髷を切って引退して数年すると、普通のおじさんになるんだなぁ。ここで、あの時サインもらえなかったんで今くださいって言えたら私も大したもんですが言えるわけなく、ただあの貴ノ花と同じ電車に乗ってることに何とも言えない気持ちになっていました。

残念ながら2005年に55歳の若さで他界してしまいましたが、私の心に強烈な思い出をいくつも残してくれた貴ノ花。娘にもそんなお相撲さんが現れないかなと思って、一緒に見れる時はなるべく見るようにしていますが果たして・・。

引退式の直後の写真でしょうか。あの若貴兄弟が幼くて笑えますね。

 

ウルトラセブンのおもちゃ箱

今回は「ウルトラセブンのおもちゃ箱」です。これは今まで紹介してきましたストーリー性のある絵本とは違い、見開きページいっぱいにセブンの戦闘シーンやその他ウルトラセブンを飽きるほど見た人ならわかる細かいシーンが散りばめられている絵本です。

例えば、セブンとギラドラスが戦っているその真下で、第17話「地底GO!GO!GO!」で登場したモロボシダンの分身である薩摩次郎やユートムが描かれていたり、

ユートムのデザイン大好きでした。セブンはキングジョーやクレージーゴンなどのロボットを結構苦手にしていたイメージがありますが、このユートムは全然強くなかったですね。

セブンとメトロン星人が戦っているすぐそばには、第9話「アンドロイド0指令」のおもちゃじいさんがリヤカーを引いていたりと、セブンファンならたまりません!

子どもに武器を持たせればウルトラ警備隊は攻撃出来ないだろうってアイデアいいぞチブル星人!本人は戦闘力0に等しかったですけどw。

またセブンがギエロン星獣や第35話「月世界の戦慄」のペテロとの戦闘シーンの片隅に、第43話「第四惑星の悪夢」のロボット長官が描かれています。

左の署長が口の中でアメ?を「コリッコリッ」ってやるのがとても印象的。右のロボット長官役の人はプロテ星人や、帰ってきたウルトラマン第37話のナックル星人!子供心に極悪非道な役がピッタリなイメージになりました。

そして見開きの左側にこのシーンはどーこだ?って絵探しクイズもあります。この絵本を中野ブロードウェイ3階にある行きつけの店「墓場の画廊」で見つけた時、即買いは出来ませんでした。非常に非常に心を揺さぶられて何回も何回も見直したのですが、娘にはウケないだろうなぁと思いました。後日結局買うんですけどねw

多分ですけどウルトラセブン全49話のシーンが散りばめられているんじゃないかな。

しかし予想とは裏腹にこの絵探しクイズにハマってくれるんですよーわが娘が!

目が衰えた私がどこだどこだ?と探しているとここだよ!と絵の上で指をトントンとしてくれます。さすが我が娘!(結構見下されてたりして)

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