ウルトラかいじゅう絵本シリーズ ベリアルとくものいと
今回は「ベリアルとくものいと」です。原作は大泥棒カンダタが主人公の「蜘蛛の糸」です。子供のころ読んで結構印象に残った小説でした。
こちらはお釈迦様役がウルトラマンキング、主人公カンダタ役にあのベリアルが出演しております。娘が本屋でパラパラッと見た時に「怖いからイヤ」って買うのをやめたのですが、いざ買って読み聞かせをしてからは一番リピート率が高い絵本になりました。
ウルトラマンキングが天国から垂らしてくれた蜘蛛の糸をベリアルが登って行くのですが、下から続いて登ってくる怪獣や宇宙人たちを蹴散らし、蜘蛛の糸がプツッと切れて地獄へ真っ逆さまに落ちていく場面が絵だけで文章が無いんです。
ここの悲しさ、哀れさ、切なさが幼い娘にもヒットしたのでしょうか。かなりお気に入りの1冊になりました。
ちなみに下から登ってくるメンバーには、ダダやザラブ星人、ピット星人、ナックル星人、ババルウ星人、ガンQ、ガルベロス・・と、とても多彩なのが嬉しいです。
まぁ多彩なメンバーで喜んでいるのは私くらいでしょうけど。